interview
ゴールドアワード「ラビィの大冒険」
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東京都芝浦工業大学附属中学校
藤澤 秀彦(14)
ステージが一つ完成して、通して動かせるようになった時は楽しいですね。「ああゲームだ...」と実感出来るんです。
ゴールドアワード受賞の感想をお聞かせください。
藤澤 Unityインターハイは中学1年生のときに参加し始めてから毎年応募していたので、ついに受賞することが出来て「よく頑張ったな」と思っています。
3年間の継続が実った形での受賞だったんですね。ゲーム開発を始めたきっかけは何だったんでしょうか?
藤澤 普段自分の遊んでいるゲームがどう動いているのかが気になったからです。ゲーム開発をしていると、普段遊ぶゲームの仕組みやバグの原因が分かったりして楽しいです。それからやっぱり、ステージが一つ完成して、通して動かせるようになった時は楽しいですね。「ああゲームだ...」と実感出来るんです。
今回一番大変だったことは何でしょうか?
藤澤 AndroidスマートフォンとWindows PCの両方に対応させることです。はじめにAndroid向けに作ったのですが、Windowsに移行させると作ったスクリプトが上手く動かなかったりと、かなり苦労しました。
特にこだわった部分を教えてください。
藤澤 カメラモーションなどの演出です。色々なゲームのキャプチャーをスロー再生したりして研究しながら作ったので、是非注目していただきたいです。
具体的にはどんなタイトルを参考にしましたか?
藤澤 『ドンキーコング64』や『バンジョーとカズーイの大冒険』、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』など、1990年代のNINTENDO64のゲームからの影響が大きいです。
言われてみると確かに、デザイン面でもNINTENDO64の頃のイメージを彷彿とさせるものがありますね。
藤澤 それに、僕たち中高生が作るゲームはどうしても主人公が人などのリアル志向のゲームになりがちだと思ったんです。だからあえて低年齢向けの可愛いデザインにすることで個性を出しています。
今後どんな作品を作っていきたいでしょうか?
藤澤 時間をかけて、もっと広いスケールの舞台を冒険するゲームを作りたいと思っています。
ありがとうございました!