interview

受賞者インタビュー

Summer Fest Arcade

準優勝「Summer Fest Arcade」

北海道立命館慶祥高校

ΔteA

平井龍之介(17)

今まで1人でゲーム作ってて、それが急にインターハイ出て、好きな人とか尊敬できるような人とこの大会を通して知り合えたのは、やっぱり最高だなと思います。

まずは準優勝、おめでとうございます。

平井ありがとうございます。

まず今の率直な感想をお聞かせください。

平井いや、うれしいです……!(表彰式で)ステージで同じことを言ったんですけど、今まで1人でゲーム作ってて、それが急にインターハイ出て、ゲーム好きな人とか、ゲーム作ってる人たちといっぱい会って……好きな人とか尊敬できるような人とこの大会を通して知り合えたのは、やっぱり最高だなと思います。

平井龍之介さん

今回、Unityインターハイに応募したきっかけは何だったんでしょうか。

平井去年のインターハイのニュースをUnityのブログで見て、ああ、高校生向けにこういうのがあるんだと思って、今年は出てみようと思って出ました。

ゲーム作りはいつから始めましたか。

平井僕は小4ぐらいです。

え。小4からですか……。

平井はい、小4。ゲーム好きだったんですけど、親はゲーム買ってくれなくて。その頃は友達がやっているゲームはできないみたいな感じだったので、ないなら作ればいいかなみたいな……。それで好きが高じてゲームを作るようになってました。

今回の作品を作ろうと思ったのは、どういうきっかけだったんでしょうか。

平井テーマ(夏)が発表された時点で、ちょっと入院する予定があって夏祭りに行けないことが確定してしまって……。大したことはなかったんですが、夏祭りに行けないっていうのが分かってたので、何か悔しくてというか、行きたいけど行けないなー、と夏祭りのことに思いをはせている時に、金魚すくいで、思いついた要素を詰め込んだら面白くなるんじゃないかと思って。これだけ僕が行きたいと思ってるんだから。

Summer Fest Arcade

できるだけ丁寧に、分かってもらえるように、プレイし続けてもらえるような工夫というのが大変でした。

平井龍之介さん

今回の作品作りで一番苦労した点は何でしょうか。

平井やっぱりルールがかなり複雑だったので……。わざわざやり込む要素も追加したのに、難しいからやめるとか、ルール分かんないからやめるって言われるとそれは大ダメージなので、できるだけ丁寧に、分かってもらえるように、ハマるまで興味を持ち続けてもらって、プレイし続けてもらえるような工夫というのが大変でした。

開発していて一番楽しかったなあというのはどんなときでしたか?

平井楽しかったのは、初めてゲームシステム全体が完成して、一番最初に金魚をここですくうっていうやつだけを作ったときに、これは面白いぞっていう、今までにない感じっていうか……。今までの(作ってきたゲーム)は何か微妙だなって思って、そのアイデアを捨てちゃうことが多かったんですけど、これは面白いかもしれないって初めてゲーム作ってて思えたのが良かったです。

最後に、「Summer Fest Arcade」をプレイしてくれた人へのメッセージを一言お願いします。

平井最初は難しいかもしれないんですけど、遊んでいるうちにだんだん味が出てくるスルメイカのような……かめばかむほど、やればやるほど楽しくなってくるようなゲームなので、最初だけちょっと頑張って遊んでください……という感じでしょうか。興味を持って続けていただけたらなと思います。

ありがとうございました。

受賞式

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